1歳児クラスでは靴を履いて外遊びや散歩をする機会が多くなります。
靴を履かないけどどうしたらいいんだろう?
1歳児の子どもが靴を履かない!と困っているあなたに
今回は
子どもが靴を履かない!そんなときは?保育士が実践している靴の履かせ方・声かけ(1歳児編)
をお伝えいたします。
靴の選び方
まず1歳くらいになると歩行の発達が見られるようになり、たっちからよちよちで次第に歩きはじめます。
歩くことで足の神経を刺激し、脳に良いことから靴なしで裸足でたくさん歩く経験も大切です。
歩きはじめたら靴を買わなくちゃ!と焦ってしまうかもしれませんが、ある程度しっかり歩くことができるようになってから靴選びをはじめても遅くないでしょう。
1歳児の靴は実際の足のサイズ+0.5〜1㎝ほど大きめのサイズを選ぶことが良いです。
それ以上大きいサイズにして履いてしまうと歩いている時に転びやすかったり、扁平足になるといわれています。
足のサイズも個人差がある為、ひとりひとり子どもの足の状態を確認して靴を選んでいきましょう。
靴を履かない!そんなときは?保育士が実践している靴の履かせ方・声かけ
靴を履く時
まずマジックテープを剥がすことが難しかったりするのでそこからはじめます。
マジックテープなどを剥がす時,ビリビリなどと擬音語を使って声かけをしています。
「ビリビリしようね。」と伝えたりマジックテープを止めるときは「ペッタンするよ」と伝えてみることもあります。
靴を履くときは広い幅の靴だとスポッと足が入り、履きやすいのですが、足が入りづらい時は一緒に手伝っています。
ちょっとした工夫が靴にあると月齢が高い子どもは履きやすくなります。
- かかとリボン、輪っか
- 履き口が広めだと足を入れやすい
良かったら実践してみてくださいね♪
靴を脱ぐ時
靴を履く時と同じように、マジックテープを剥がすことからはじめます。
その時「ビリビリするよ〜」と声かけをしていきます。
マジックテープも粘着が強く固めな靴もあるので手伝ってもらいながらやってみるという姿を大事にしましょう。
また、「ぬぎぬぎしようね」などと声をかけながら、一緒に靴を脱いでいきます。
靴を脱ぐことが難しい年齢であるので、時々「すっぽーん!」と擬音語を使いながら一緒に脱いでみたり、大人が脱ぐ動作や言葉を使ってやってみることもあります。
靴を履く時より脱ぐ方がやりやすいので、少しずつ試してみるのも良いかもしれません。
保育士目線で教える子どもが履きやすい靴とは?
保育士目線で教える子どもが履きやすい靴とはどんな靴なのでしょうか?
- マジックテープなど剥がしやすい靴
- 紐がない靴
- ハイカットでない靴
だと保育園でも履く練習ができます。
ifmeやnewbalance、アシックスの靴はマジックテープだったり履き口が広いので子どもも履きやすいです。
先程お伝えしましたが、かかとにリボンなどで輪っかをつけておくと、輪っかに指を入れながら靴が履きやすくなるので、子どももコツを掴んでいきます。
靴を履く時の注意点
サイズを確認する
靴を履いた時につま先がキツくないか確認する
すぐサイズが大きくなるからと大きめのサイズを購入すると靴が脱げやすかったり、歩きづらくなってしまいます。
毎回靴を変えることは大変ですが、3ヶ月に1回のペースでサイズ確認をしていきましょう。
お子さまの足とキッズシューズのサイズチェック/アシックス公式
靴を履く意欲がある時は見守る
1歳児の子どもは自分でやってみたいという気持ちが芽生える年齢です。
私がしている関わり方ですが、やってみようとする姿をまず見守り、手助けが必要だなと感じた時にお手伝いする?と確認して援助するようにしています^ ^
やってみようとする姿は大事なことなのでその気持ちを尊重していけるような心がけをしています。
靴を履けなくても焦らないで大丈夫!
身の回りのことができるようになると靴も履ける!と大人は思うかもしれません。
「靴履いて〜」と言いたくなりがちですが,個人差があるので靴が履けなかったとしても焦らないで大丈夫です^ ^
ゆっくり履き方を伝えたり、見守ったりしながら関わっていくことで子どもも靴の履き方を覚えていきます。
また靴を自分で履いててみよう、やりたい!という年齢でもあります。
そんな姿が見られたらその意欲を見守り、できたことを一緒に喜ぶ事からはじめていきましょう。
個人差はありますが、だいたい2歳から3歳くらいまでに靴も履けるようになってくるので、子どもの意思を尊重しながら進めていきましょう。
靴を履く時や脱ぐ時は上でお伝えした声かけなどを是非試してみてくださいね。
子どもが靴を履かない!そんなときは?保育士が実践している靴の履かせ方・声かけ(1歳児編)【まとめ】
子どもが靴を履かない!そんなときは?保育士が実践している靴の履かせ方・声かけ(1歳児編)をお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
子どもが靴を履かないで困っているという方に今回お伝えした靴の履かせ方や声かけがすこしでも参考になったら嬉しいです。
また裸足でたくさん歩くことは足の感覚刺激を刺激し、歩行姿勢の促進や足の筋肉の発達にもなります。
靴を履かなかった場合も裸足に挑戦してみたりしながら焦らず進めていきましょう。(お散歩で歩いてみる時は裸足だと怪我をしてしまう可能性があるので靴を履くことをお勧めします^ ^)
最後までご覧いただきありがとうございました。
他にも保育に関して記事を書いています。よろしければご覧ください^ ^
コメント