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1歳児への言葉がけとは?現役保育士が実践 伝わりやすい言葉がけ

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新しいクラスになり、こどもたちとの関わり方に頭を悩ます保育士さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

特に0.1歳児クラスは、まだうまくコミュニケーションをとることが難しい時期です。

どうしたら伝わるかな?とお考えの保育士さんもいらっしゃるでしょう。

今回は、未満児クラスを経験している私が1歳児への言葉がけとは?現役保育士が実践 伝わりやすい言葉がけをお伝えします。

1歳児の特徴

1歳児といっても、1歳になりたてのお子さんと1歳後半のお子さんとでは、月齢の差が大きくみられます。

【1才になりたて〜】

・んっ!と指さしをしながら伝えようとする姿がみられます。

・少しずつ「まんま」や「ブーブー」の一語文で大人に伝えようとしていきます。

【1歳後半〜】

・大人の話している事も少しずつ理解できてきて意思疎通もできるようになってきます。

・「ワンワン、いた」などと二語文を話すお子さんも出てきます。

1歳児の発達は個人差があるので、その子に合った関わり方をしていくよう心がけています。

1歳児への言葉がけとは?現役保育士が実践している伝わりやすい言葉がけ

片付け

片付けをお願いしたい時には、お片付けだよ〜と伝えていく事も大切ですが、まずは「ナイナイするよ〜」と伝えています。一緒にナイナイと言いながら片付けをすると、伝わりやすいです。

また少しずつ大人の言葉を理解してくるようになったら、おもちゃ箱と言わず、おもちゃ箱を指さして「お家にバイバイしようね〜」と伝えるようにしています。

トイレ

ちっち出た?と聞いてみたり、ちっち綺麗にしようね〜などと伝えながらおむつ替えをしています。

また、おしっこやウンチが出ている時があるので、キレイキレイするよ〜と声をかけることもあります^_^

手洗い

石けんの事を「あわあわ」に変えて、あわあわつけようね〜と言っています。

水で流すときは「ジャーするよ〜」と言ったり、蛇口を閉めてもらう時も「ギュッギュッしてみてね。」などと、私はオノマトペ(擬音語)を取り入れて伝える事が多いです。

また、一緒に洗う動作をする事で、子どももそれを真似して手洗いをする事があります。

食事

私は、食べ物に「さん」を付けて食事に意欲を持てるようにしています。

例えば、

  • にんじんさんいるかな?→子どもは人参を探す行動をする
  • 食材が似ている食べ物→エノキとしめじがあった場合、エノキさんのお友達なんだよ

と伝えてみたりしています。

またご飯を集める時は、あつまれあつまれするね。と伝えたり、よく噛んで食べてほしいときはもぐもぐごっくんだね。と伝えるようにしています。

完食してお皿が空っぽの時は、ピカピカ〜!だったり、ピッカリーンと一緒に喜びながらいうこともあります。

子どもたちも反応してくれる事があるので、楽しい雰囲気の食事になります。

物を伝える時

「あっちにある」「あれ」「これ」と言ってしまいがちなのですが、子どもにとってはあれって何?と不思議な言葉になります。

ですので、あれになる物をわかりやすく伝えられるよう噛み砕いて言葉にするようにしています。

また、大人が動いて「この〇〇(物の名前)お願い」と伝えることもあります。

洋服の着脱

洋服を脱ぐ時は、お洋服ぬぎぬぎしようね〜と伝えるようにしています。

ズボンや上の服を脱ぐ時に引っかかって脱ぎにくい時は、スッポーン!と言いながら手伝うこともあります^_^

洋服を着る時は、洋服の袖から手が出る時やズボンから足が出る時にシャキーン!とオノマトペ(擬音語)をつけます。

また、「おててが(あしが)いないいないばぁ」と言いながら楽しく行う様にしています。

ズボンを履く時は、なかなか難しいのですが、トンネル入るかな〜?と一緒に手伝いながら履く練習をすることもあります。

ズボンやオムツをお腹まで上げる時には、のび〜するよと言ってみたりギュッギュッと伝えています。

洋服の着脱だけでも、色々な工夫をしながら声かけをします。

1歳児への言葉がけで大切な事

言葉がけは上記の様に伝えながら実践しています。

子どもひとりひとりに合わせながら、言葉がけを変えて関わっていますが、他に伝わりやすい言葉がけは無いかな?と日々試行錯誤です^_^

他にも言葉がけで気をつけている事があります。

子どもが伝えてくれた言葉をあえて正しい言葉に直さない

言い直したい気持ちはあるかもしれませんが、間違っていたとしても、伝えてくれようとした事を受け止め、共感する姿勢をとるように心がけています。

そうすると、子どもも伝わったことが自信に変わり、保育士との信頼関係も深まります。

その年齢の時にしか関われない関わり方を大切にしながら保育するようにしています。

話し方に気をつける

子どもは、大人の話した言葉をそのままインプットして言葉にするので話し方にも気をつけています。

また否定のような言葉がけも、違う言葉に変えながら伝えるようにしています。

例えば、

ダメ→危ないね。

走らないで→歩こうね。

など…

大人が見ていてやめてほしいことは、ついついダメと言ってしまいそうになります。

危険なことは根気良く伝えることも大切ですが、今子どもがどうしてその行動をしているのか観察していると言葉がけの仕方も変わってきます。

ついつい感情が入ってしまいがちですが、落ち着いて伝えていくことも大切な事です。


1歳児への言葉がけとは?現役保育士が実践 伝わりやすい言葉がけ【まとめ】

1歳児への言葉がけとは?現役保育士が実践 伝わりやすい言葉がけをお伝えしました。

いかがでしたでしょうか?

言葉がけに正解はなく、本当に毎日試行錯誤です。

あくまでも私が実践して成功した例ですが、失敗もあります。ですので、少しでも言葉がけの参考になったら嬉しいです^_^

子どもたちの大好きな絵本などのフレーズを言葉がけの中に取り入れてみるのも、良いですね。

是非たくさん子どもと関わって、子どもたちの心にしっくりくる言葉がけを探してみてください♪

他にも成功した例がありましたら、教えてください♪

こちらのブログでは、保育士や保育のことに関してお伝えしています。

よろしければ、他の記事も見てみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

たるぎ

保育士16年目のたるぎです(^^)
こちらでは特に1歳児クラスの保育に関する情報を発信しています⭐︎

また、派遣保育士の経験から転職に悩んでいる方の参考にもなるように派遣保育士の働き方についてもお伝えしています。
時々、趣味の韓国についても記事を書いています♪

趣味: DANCE,ファッション,韓国,メイク好き

よろしくお願いします⭐︎

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