梅雨にもなり室内で遊ぶことも増えるこの時期。
どんな遊びをしようかなと考える保育士さんもいらっしゃるでしょう。
光を使った遊びはいかがでしょうか?
子どもたちはキラキラ光るものが好きな子が多いですよね。
光を使った遊びって?
1歳児クラスでの光を使った遊びは何があるかな?
1歳児クラスの梅雨時期の室内でも外遊びでも遊べる光を使った遊びををご紹介します。
保育園でもお家でも遊べるものをまとめました。
参考になりましたら嬉しいです。
・光を使った遊びのねらい
・1歳児クラスでもできる光を使った遊び
光を使った遊びとは?
光を使った遊びとはなんでしょうか?ねらいもふまえてお伝えしていきます。
光を使った遊び
光を使った遊びとはその名前の通り光を使う遊びになります。光遊びと言われていることが多いです。
光というと想像ができるものは、太陽の光や電気などとイメージができるでしょう。
光を使った遊びは太陽や電気の光を使ったり、その他にも身近な素材を使って光を楽しむということもできます。
光を使った遊びのねらい
今回は1歳児クラスでも楽しめる光を使った遊びのねらいとしてお伝えしていきます。
ねらいとしては、
・光の動きを楽しむ
・光るもので遊ぶことで光に興味をもつ
などが挙げられるでしょう。
幼児クラスになると、探究心から遊びを広げていく活動もできますが、まずは1歳児クラスは光に触れていくことから始めることが良いでしょう
光を使った遊びをすることで子どもへの効果
光を使った遊びをすることで子どもたちにとってどのような効果があるのでしょうか?
視覚の発達
光や影の動きや色の変化を目で追っていくので、視覚的な感覚が敏感になり、視覚の発達になります。
触覚の発達
光源を触ったり、光と影の違いを体感することで触覚の発達を促します。
創造力と表現力の向上
影や光を使ったアート活動を通じて、子どもたちの創造力が刺激されます。
また光や影を使い、自分の思いやアイデアを表現する自己表現力を育みます。
情緒の発達
柔らかな光や色の変化を楽しむことで子どもたちに安心感を与え、リラックスした気持ちにさせます。
また、光や面白い影の形を見て大人や友だちと気持ちを共有し、感動を分かち合う経験を積みます。
運動能力の発達
光と影を使った遊びを通じて、手や体を動かすことで、細かい運動能力や全身の運動能力が向上します。
集中力の向上
光の動きや変化を目で追うことで集中します。
そのため、注意力や集中力が高まり一つの活動に取り組む力が育ちます。
1歳児クラスでもできる光を使った遊び
1歳児クラスでもできる光を使った遊びをまとめました。
簡単な材料で遊ぶことができますので、室内遊びや晴れの日や外遊び・水遊びの時の参考にしてみてくださいね。
ダンボールトンネルで光遊び
ダンボールトンネルを作る際にダンボールの側面に色々な形を切り抜いていきます。
切り抜いたところにカラーセロファンを貼り付けます。
光が当たるとその部分の色が出て楽しいですよ。
部屋を暗めにしてセロファン部分に懐中電灯や携帯のライトを当てるのも良いですね。
*暗い場所が苦手な子どももいるので様子を見ながら行ってくださいね。
ダンボールパーテーション
ダンボールでパーテーションを作ります。
先程のダンボールトンネルと同じように形を切り抜いたところにカラーセロファンや透明ちよがみを貼ります。
パーテーションは立たせられるように固定することで、光が入ってきた時に透明ちよがみやカラーセロファンの色が床に反射して楽しいです。
クリアファイルを使った遊び
クリアファイルなどの透明な台紙に、ある程度切っておいた透明ちよがみやカラーセロファンを貼り付けます。
貼り付けた完成品を太陽の光などの光に当てることで綺麗な光遊びをすることができるでしょう。
窓を使って遊ぶ
カラーセロファンは透明なので窓に貼って遊ぶこともできます。
カラーセロファンは水をつけると窓にくっつくので外遊びの時に良いでしょう。
いくつか切っておいて準備したタライなどの水につけて貼り付けていきます。
また窓に霧吹きでシュッとする動作も好きだと思いますので、霧吹きをしてみるというところから楽しんでも良いですね。
切り抜いた形に透明ちよがみやカラーセロファンを貼る
これは普段のおもちゃとしても使えるのですが、台紙となる紙を好きな形に切り抜き、切り抜いた部分に透明ちよがみやカラーセロファンを貼ります。
ダンボールトンネルの時と同じやり方になります。
色がついている部分に顔を当てるだけで、色の変化を楽しむことができます。
製作としては
・トンボのメガネ部分に透明ちよがみやカラーセロファンを貼る。
・透明ちよがみやカラーセロファンを使ってトイレットペーパーの芯を使った双眼鏡つくり
などもできます♪
モビール
透明ちよがみやカラーセロファンを使ったモビールをお部屋に吊るしておくだけで光が入ってきた時に床に反射します。
ゆらゆら風で揺れると反射している色も動いて更に楽しいですよね。
紙コップやトイレットペーパーの芯を使って影絵遊び
紙コップやトイレットペーパーの丸い部分にラップを当てて輪ゴムなどで固定します。
ラップをしている部分に絵を描きます。
ライトを当てると壁に描いた絵が影絵となって写ります。
紙コップの場合は紙コップの底に切り込みを入れて懐中電灯を入れられるようにします。(トイレットペーパーはそのままで大丈夫です。)
またカラーセロハンを貼り付けても良いでしょう。
暗いところで壁に映る絵や色を色んな場所に動かすことで光の動きで遊ぶことができます。
水風船
小さめなチャック付きポリ袋に水と透明折り紙を入れて袋をしめます。
小さなプールに浮かべることで透明折り紙の色がキラキラ反射して綺麗です。
イースターエッグのカプセルとケミカルライト
イースターエッグのカプセルの中にケミカルライトを入れます。
そうするとカプセルの中から光が放つので、少し室内を暗めにしてカプセルを転がしたり集めてみたりして遊ぶことができます。
*カプセルからケミカルライトが出ないようにしっかりとカプセルをテープなどで固定してください。
イースターエッグのカプセルが半透明だと色がよく出て可愛いです。他にもガチャガチャのカプセルを使って良いでしょう。
パウシュピール社のルーセントキューブ
値段はお高めになってしまいますが、とても見た目も可愛いおもちゃです。
ルーセントキューブがとても綺麗な透明なカラーになっていて太陽の光が当たるとより綺麗です。
積み木のように積み重ねたり、色を眺めたり色分けしたりと遊び方もたくさんあります。
他にも、トランスパレントキューブという透明の窓がはめられている積み木だったりと、光に関する遊びができるおもちゃです。
ルミエールキューブ
ルミエールキューブはアクリルの積み木になっていて、こちらも光の加減で更に綺麗さが増すおもちゃになっています。
色々なカラーバリエーションがあります。
マグビルド
マグビルドという積み木はマグネット式になっているので、自由に作ることもできます。
またカラーが透明なのでこちらも光に当たると綺麗です。
この3つのおもちゃは大人も一緒に楽しむことができそうですね。
1歳児クラスでもできる光を使った遊びで注意すること
光を使った遊びをするときに注意することがありますのでお伝えします。
誤飲に気をつける
どの遊びをする時も注意することとして、誤飲に気をつけながら遊んでいきましょう。
お伝えした光を使った遊びでは、口に入れてしまう可能性のものもあります。
1歳児クラスは、まだ口に何かを入れてしまうということが多い時期でもあります。
遊びを始める前に、
・誤飲に繋がらないか確認する
・誤飲にならないために子どもから絶対目を離さない
などと注意しながら遊んでくださいね。
子どもの様子を把握する
保育園でもお家でも光を使った遊びをした際には、子どもが楽しんでいるか、もしくは暗いところで遊んだ時は怖がってないか等と、様子を見ながら遊びを進めていきましょう。
子ども一人ひとり感覚が異なりますので、無理をしない範囲で遊んでくださいね。
事前準備をする
保育の活動では、事前準備が必要になることがあります。
当日バタバタしないように事前に準備ができるものは準備しておき、子どもたちが楽しく遊べる環境を作っていきましょう。
まとめ
1歳児でもできる光を使った遊びをご紹介しました。
光るものが魅力な時期でもある子どもたちの興味や好奇心を引き出すために、色々な遊び方があることを知っておくと、ちょっとした時に遊ぶことができます。
1歳児クラスでも光を追いかけたりして遊ぶことができるので、試してみようという気持ちで遊んでみてくださいね。
まずは光を楽しむところから始めていきましょう。
少しでも光を使った遊びが参考になりましたら嬉しいです。
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