保育施設ではクラスごとに月の製作を活動ですることがあります。
製作をしない保育施設もあるかもしれませんが、製作をした後は保育室に飾ったり、年度の最後に1年間の記念としてまとめて渡す場所もあります。
新年度に入ってからまだバタバタな中でも初めての製作活動が始まりますよね。
5月に向けてのこいのぼり製作です。
こいのぼり製作どんな風に作っていこうかな?
1歳児クラスの子どもたちは製作でどんなものができるかな?
と考える保育者さんのために今回は1歳児向けこいのぼり製作アイデア6選をお伝えします。
1歳児向けこいのぼり製作アイデア6選
1歳児クラスではこいのぼり製作でどんなものを使えるでしょうか?
こいのぼりのうろこや目のパーツを子どもたちと製作を通して楽しんでいこうとイメージしている方もいらっしゃるでしょう。
未満児クラスでも使えるものをまとめましたので参考にしてみてくださいね。
スポンジを使う
スポンジに絵の具などの色をつけて台紙になる面にスタンプをしていきます。
スポンジの形を丸くして、うろこのように作ってスタンプをしても楽しいですね。
色々な色を使ってカラフルなうろこのこいのぼりにしても可愛いです。
指スタンプをする
指スタンプは材料いらずで簡単にできる方法です。
月齢によっては「トントン」とやり方を伝えると真似して指スタンプをしながら色をつけていくことができるかもしれません。
トントンと色をつけなくても、子どもがやってみたいように自由に色をつけて指スタンプをしていっても良いでしょう。
その子どもなりの作品が完成して素敵ですよ。
台紙になる部分は、ある程度の大きさの紙を準備して、指スタンプをしてからこいのぼりの形に切っても良いですね。
指に絵の具などの色がつくことに違和感を持つ子どももいますので、様子を見ながら進めてみてくださいね。
手形をとる
手形は一人ずつ取っていくため時間はかかりますが、手形をうろこの部分として活用ができます。
手形を取ることに敏感な子どももいますので、無理せずに様子を見ながら進めていきましょう。
目のパーツやうろこ貼りをする
こいのぼりの目やうろこの形をあらかじめ作って準備しておきます。
子どもたちに目のパーツやうろこの形を台紙となる紙に貼ってもらうこともできます。
目はシールでもOKですし、紙で目やうろこを作った場合は後ろに両面テープなどを貼っておくと良いでしょう。
シールを使う
丸シールを使ってうろこ作りができます。
色々なサイズのシールを用意しても楽しいですね。
月齢によっては台紙からうまくシールを剥がすことが難しい子どももいるのでひとりひとりに合わせながら進めていきましょう。
シール貼りが好きな1歳児さんは貼っては剥がしたりを繰り返して楽しむ姿もありますので様子を見ながらやっていきましょう。
またシールを口に入れてしまう可能性もあるので十分に注意しながら製作をしていきましょう。
トイレットペーパーの芯を使う
トイレットペーパーの芯にラップやプチプチ(緩衝材)をつけて、輪ゴムなどで固定してスタンプにします。
スタンプをする時と同じように色をつけて台紙にスタンプをしていきます。
また違う模様のうろこが完成して楽しいですよ。
1歳児クラスでこいのぼり製作をする時に気をつけたいことは?
新年度が始まって初めての製作になります。
在園児さんは製作を経験したことがあっても、新入園児さんはドキドキしますよね。また在園児さんの中でも、この製作は初めてでドキドキする子どももいるでしょう。
感触が苦手だったり、製作をすることにまだ慣れずにいる子どももいます。
ひとりひとりの製作の様子を理解しながら、製作を進めていくことが大切です。
製作が苦手な子どもがいた時は、一つ一つゆっくり進めてみたり、お友だちが製作をしている姿を一緒に見てみてやってみようかなという様子が見られたら声をかけてみるなど時間をかけて進められるようにしましょう。
1歳児クラスは口に何か物を入れて確かめる時期でもあります。
これはなんだろう?と口に入れようとすることもありますので製作する時は、誤飲がないように少人数で進めたり、職員の配置など目を離さない環境で製作をしていきましょう。
製作で使うもの(大きさなど)にも気をつけながら進めていくことも大切です。
また製作をする時は、子どもたちがやることがあまりたくさんにならず年齢や月齢に合った製作をしていけるようにしましょう。
1歳児クラスなどの未満児クラスはたくさんやろうとすると完成するために保育者だけ気が焦ってしまいます。
まずはねらいを確認して、子どもたちが製作を楽しんでいくことができるような活動にしていきましょう。
こいのぼり製作を楽しむための絵本とは?
突然製作を始めると子どもたちは「???」と何をするのかわからないまま始めてしまうことになります。
今回はこいのぼり製作ということで、こいのぼりの製作をするための導入として歌や絵本を取り入れてから始めても良いでしょう。
こいのぼりは5月の歌にもなるため、こいのぼりの歌を日々の保育の中で歌いながら子どもたちに馴染みのある歌になったら良いですね。
また未満児クラスで読みやすいこいのぼりの絵本もあるので参考にしてみてください。
1歳児クラスが製作でできることは?
1歳児が製作でできることは、今回お伝えしたほかにもあります。
こちらの1歳児の製作でできることもよろしければご覧下さい^_^
月齢によって子どもたちの「やってみたい!」という気持ちが更に増えていくと思うので、その気持ちを大事にしながら色々な製作に挑戦してみましょう。
その中でこの製作をしてみたい!と活動に取り入れてみて、まだこの製作はちょっと年齢的に早かったかな〜と感じることも出てくるでしょう。
その時の反省点は、子どもたちがどのあたりまで出来そうか考えていく大事なことですので、その反省点を生かしてまた活動に取り組んでいってくださいね。
これから月齢が大きくなるにつれて少しずつ色々なこともできるようになってきますので、月齢に合わせながら製作を楽しんでいってくださいね。
まとめ
今回は1歳児向けこいのぼり製作アイデア6選をお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
これから製作活動がどんどん増えていくと思います。
まずは子どもたちが楽しく活動をしていくことが1番なので、楽しめるような製作の工夫をして活動していきましょう。
準備が必要なものは、当日バタバタしないように事前に準備しておいたり、職員間で話し合いながら協力して進めていくことも大事ですので、その点も頭に入れながら活動を進めてくださいね。
最後までご覧いただきありありがとうございました。
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