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1歳児向けのシャボン玉遊び 保育園で安全に楽しめる遊び方

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魔法の遊びといっていいほど子どもに大人気なシャボン玉。

1歳児でもシャボン玉で遊べるかな?

シャボン玉遊びはどんなことに気をつけたらいいんだろう?

と活動の内容に悩む保育者さんのために、今回は1歳児向けのシャボン玉遊び 保育園で安全に楽しめる遊び方をお伝えします。

シャボン玉遊びの魅力と効果

保育園でも大活躍するシャボン玉。

シャボン玉が出てくると子どもたちの喜ぶ姿が見られます。

活動の中でシャボン玉遊びを考えている保育者さんもいらっしゃるでしょう。

子どもにとってシャボン玉遊びの魅力は何でしょうか?

シャボン玉遊びの魅力とは

不思議な丸くて透明なものがふわふわ浮かんでどこに行くかわからない、または突然なくなったりと色々な動きをするシャボン玉は魅力的ですよね。

  • シャボン玉を目で追ったり追いかけて遊ぶ楽しさ
  • シャボン玉を自分で吹いてみる経験を通して「できた!」という嬉しい感情をもつことができる

これらの姿もシャボン玉遊びの魅力です。

シャボン玉遊びが子どもに与える効果とは

シャボン玉遊びは子どもに与える効果が3つほどあります。

*運動機能の発達につながる

*言語の発達

*好奇心や想像力を養う

運動機能の発達につながる

シャボン玉は風にのって飛んでいったり、追いかけると逃げていったりと不思議な動きをしますよね。

シャボン玉を追いかけるために子どもは走ったりジャンプをして体を動かします。

シャボン玉遊びを通して体全体を使うことで運動機能の発達も期待されます。

言語の発達

息を吹いてシャボン玉を出す時、吹く力の加減によってシャボン玉ができたり、パチンと割れてしまったりと様々ですよね。

息を吹くという口の動きが、言葉を話す時の口の機能と似ているため、口の運動機能の発達にも効果があるといわれています。

言葉の発達のためにもシャボン玉遊びは大事な遊びです。

想像力や好奇心を養う

シャボン玉はなぜ飛んでいくのか、なぜ触ると割れてしまうのかなど、遊んでいると気になることがたくさん出てきます。

またシャボン玉が光にあたると綺麗な色を出すため、その様子にも子どもは興味をもちます。

遊びのなかで疑問を持ったり、子どもなりに遊び方を考えていくため、想像力や好奇心も広がっていきます。

シャボン玉遊びも子どもの成長の過程で大事な遊びですね。

保育園で1歳児向けシャボン玉遊びをするとき

シャボン玉遊びの活動をする時は準備が必要になります。

1歳児クラスで活動をしたい時にどんなものを準備したら良いのでしょうか?必要な準備と気をつけることをお伝えします。

準備

道具を使う

シャボン玉の道具を使うとすぐに遊ぶことができます。道具を使う時は準備するものが少ないので、すぐに遊びたい時に使うことができますよね。

保育者が道具を使う時は3〜4個準備をすればよいですが、子どもが道具を使ってシャボン玉で遊ぶ時はある程度の数も必要です。

活動の内容によってどれくらいの数が必要なのかを考えながら準備してくださいね。

シャボン玉液を作る

手作りシャボン玉液を使う時は、事前に作っておく時間が必要です。

幼児クラスだと作るところから活動の一つとしてできますが、未満児クラスではどうしてもシャボン玉液を作る時間は飽きてしまいがちです。

活動をする時は、すぐシャボン玉遊びができるように準備をしておきましょう。

また、シャボン玉液をつける道具(吹き具など)も事前に準備をしておいてくださいね。

シャボン玉液の作り方

【準備するもの】

  • 水200m
  • 中性洗剤 10ml(界面活性剤が40%くらい含まれているものが良いです。)

また、上の2つの材料洗濯糊やガムシロップを加えると割れにくいシャボン玉液ができます。

シャボン玉遊びをする時に気をつけること

遊び方によって気をつけることが変わりますが、次からお伝えすることを頭に入れながら安全に活動を楽しんでいきましょう。

誤飲に気をつける

シャボン玉液をつけて息を吹くことでシャボン玉が完成します。

1歳児クラスではまだ息を吹くことや吸うことの区別が難しい年齢でもあります。

吹き具や手作り吹き具を口に加えると、吸う動作をしてシャボン液を吸ってしまったということも少なくありません。

市販で売っている吹き具は吸い込み防止構造に作られていますが、手作りで吹き具を作る場合は穴を空けるなどをして誤飲につながらない様に気をつけなければなりません。

市販の吹き具でも万が一誤飲してしまった場合を想定しながら使用していくことが大切です。

吸ってしまった場合は、すぐに口をゆすぎ、その後の経過観察をしましょう。

また保護者の方にもその状況を伝えお詫びしましょう。

ストローを使う場合は、

・液をつける前に「ふーってするよ」などと息の吹き方を伝えていく

・保育者がストローにシャボン玉液をつけ、子どもに吹いてもらって遊ぶ

などと工夫をすることが大事です。

誤飲が心配な方は、ストロー以外の吹き具もありますので色々なパターンを考えておきましょう。

準備した道具での怪我に気をつける

1歳児は力の加減が難しいこともあります。

遊んでいた勢いで吹き具が目に当たったりすると怪我につながります。

子ども同士で怪我が起きないようによく見ていきましょう。

また、遊ぶ時に使い方をわかりやすく伝えたり、近くに他の子どもがいない広いスペースで遊ぶようにしましょう。

シャボン玉遊びをする時の環境

保育者がシャボン玉の道具を使って遊ぶときにも怪我は起こりやすいです。

シャボン玉を追いかけていると、シャボン玉に集中してしまうため、周りにいる子どもが視界に入らない状態になってしまいます。

そのため、子ども同士で衝突してしまうことがあります。

また、子どもたちと一緒にシャボン玉をする時は、誤飲や怪我につながらないよう子どもの対応をする職員が必ず必要です。

職員配置や広いスペースでのびのびと遊ぶことができる環境を作っていきましょう。

1歳児が喜ぶシャボン玉遊び

シャボン玉遊びのレパートリーはたくさんありますが、1歳児クラスの子どもも楽しめるシャボン玉遊びを詳しくお伝えしていきます。

追いかけて楽しむ

定番の遊び方ですが、シャボン玉を追いかけたり、シャボン玉まで届くかジャンプをしながら楽しむことができます。

またシャボン玉をパチンと割って遊ぶという遊び方もありますよね。

実際にやってみる

子どもたちも実際にやってみたいという気持ちが出てくるので、シャボン玉をやってみることも子どもたちにとって楽しい遊び方です。

うちわを使う

1.うちわの紙を剥がしてある状態のものを用意します。

2.シャボン玉液をうちわにつけます。

3.うちわを上に向かって左右に動かしたり、息を吹きかけます。

最近は100円ショップで小さめなうちわも売っているので子どもも持ちやすい大きさなど考えながら準備すると良いでしょう。

吹き具を使う

吹き具を使う場合は、液をつける前に息を吹くことを何回か行ってみましょう。

吹き具に液をつけてふーっとすることを伝えながら一緒にやってみることができます。

※誤飲に注意しながら行ってください。

吹き具を使う時は、必要な数を準備しましょう。

また遊び終わった後は、綺麗にしてまた使えるように清潔に保管しましょう。

ストローを使って作るシャボン玉

ストローとペットボトルと割り箸を使ったバブルシャボン玉です。

こちらのサイトに作り方が載っていますので参考にしてみてください。

ストローを使ったシャボン玉の作り方をみる

こんなシャボン玉があったら楽しいですよね!

色付きシャボン液で製作

シャボン玉液に絵の具を足して色を作ります。

色を決めて画用紙に吹き具で吹いて完成です。

※誤飲に気をつけながら行ってください。

たくさんの色を使うと更に可愛い製作ができますよ。

濡らしたところにシャボン玉

雨上がりに外遊びでシャボン玉をした時に、芝生が濡れていたりするとシャボン玉は割れることなくくっついていました。

1歳児クラスの子どもたちとも、観察したりくっついているシャボン玉に触れてみながら遊んだことがあります。

濡れているところや芝生、水たまりなどでシャボン玉をしてみましょう。

私たち保育者も新しい発見ができたり、子どもの反応も観察していて楽しいでしょう。

雨の日でも楽しめる!室内でのシャボン玉遊び

雨の日でもシャボン玉やりたいな〜と思いますが、室内でやる時には汚れてしまい片付けが大変ですよね。

室内でも遊べるシャボン玉が作れることをご存知ですか?

片付けはしなければなりませんが、ちょっとした感触遊びの一つとして取り入れることもできます。

簡単シャボン玉の作り方

  • 紙コップ
  • シャボン玉液
  1. 紙コップの底に穴をいくつか空けます。
  2. 紙コップの底にシャボン玉液をつけます。
  3. タライに少し水を張り、そこに紙コップを逆さまにつけます。
  4. その中で紙コップの側面を押すと、圧で穴が空いた部分からシャボン玉の泡が出てきます。

空に飛ぶシャボン玉ではありませんが、コップを押すことで出てくる泡を不思議に思う子どもも出てくるでしょう。

水を使うため1歳児クラスでの活動の時は、ブルーシートやタオルなどを準備して遊ぶことをおすすめします。

室内遊びのレパートリーとして参考にしてみてくださいね。

1歳児クラスですぐに使えるシャボン玉の道具

子どもたちに人気なシャボン玉ですが、道具として準備しておくとすぐに遊ぶことができます。

他にも3coins(スリーコインズ)などのお店でも可愛いシャボン玉の道具がありますので良かったら見てみてくださいね♪

まとめ

1歳児向けのシャボン玉遊び 保育園で安全に楽しめる遊び方お伝えしました。

シャボン玉遊びを活動の中で取り入れることは、子どもたちにとってもたくさんの刺激になります。

私たち保育者も活動をすることで子どもの新たな一面に出会えるかもしれません。

子どもたちの好奇心を広げていくために、遊びにアレンジを加えたりしながらシャボン玉遊びを楽しんでくださいね。

1歳児クラスでの遊びについてもまとめていますのでよろしければご覧ください^ ^

最後までご覧いただきありがとうございました。

たるぎ

保育士16年目のたるぎです(^^) こちらでは保育に関する情報を発信しています⭐︎
時々趣味のものについても記事を書いています。

正社員で保育園を勤務経験後、自分の時間も欲しいと思い派遣の働き方を知る。
派遣の働き方が自分に合い、派遣保育士としての経験もあり。

趣味: DANCE,ファッション,韓国,メイク好き

よろしくお願いします⭐︎

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