1歳児の水遊びってどんなことするの?
水遊びで気をつけることは?
気温も暑くなりだんだん水遊びの時期になってきましたね。
今回は
現役保育士が教える!水遊びで1歳児が楽しめる遊びは何があるのかお伝えいたします!
・1歳児が楽しめる水遊び
・1歳児の水遊びで気をつけたいこと
1歳児の水遊びのねらいとは?
1歳児の水遊びは幼児さんの水遊びとはまた違い、
「水に慣れる。また水遊びが楽しい。」
と感じることがねらいです。
水に触れていることはあっても水遊びになると未知の世界なので、まだ水を怖がってしまう子どもも少なくありません。
無理に水に関わろうとすると余計に怖さが増してしまうので、個別に対応していくことが必要です。
水遊びが楽しいものと感じていけるように、水の感触を楽しんだり保育者と一緒に水遊びを楽しむことを伝えていきたいですね。
水遊びで1歳児が楽しめる遊びとは?
水遊びで1歳児が楽しめる遊びとは何でしょうか?
水遊びでは楽しめるおもちゃがあるとさらに楽しめます。
これからおもちゃの作り方も踏まえながら、水遊びで1歳児が楽しめる遊びについてお伝えしていきます。
ペットボトル
①ペットボトルジョウロ
《作り方》
大きさは好きな大きさでOKです。
ペットボトルの側面や底にきりで穴を開けます。
完成!!
※アレンジをして周りを装飾してから穴を開けてもいいですね♪
②ぞうさんジョウロ
《作り方》
ペットボトルを半分に切って縁を補強します。
飲み口の方にホースを付けてぞうさんジョウロの完成!
(可愛く顔のパーツを貼ってもOK)
③バケツ
《作り方》
ペットボトルを半分に切り縁を補強します。
バケツの出来上がり!
(脇に紐を付けて持ち手にしてもOK)
スポンジ
スポンジを握ると水が出たり、水につけてみたりとスポンジでも遊ぶことができます。
そのままの形のスポンジでもOKですが、魚の形にするのも可愛いです。
市販でもいろいろな形のスポンジが売っています。
のりものの形のスポンジがあったのですがのりものが好きなこどもは釘付けでしたよ。
水鉄砲
水鉄砲からピューっと水が出てくることが楽しくて不思議に思うこどももいます。
乳児向けの水鉄砲は水を含んで押すと水が出てくるおもちゃがあります。
水風船
水風船をあらかじめいくつか用意して感触遊びを楽しむことも楽しいです。小さなバケツに水+水風船を入れて触ってみたり握ってみたりするのもいいですね。
水風船が転がったりする様子もこどもにとっては楽しい遊びです♪
アイラップの袋
アイラップの袋に水をたくさん入れて口を縛ります。
触った感触がモニャモニャして楽しいですよ。
アレンジで顔を描いても可愛いですね。
ボール
ボールプールに使うくらいの大きさのボールを水に浮かべて楽しむことができます。
またスポンジでもボールを作ることができます。
⭐︎スポンジボール
《用意するもの》
スポンジ3つ
輪ゴム
はさみ
《作り方》
スポンジ3つを縦に重ねて輪ゴムでくくります。
スポンジを一つずつ切り込みを入れていきます。
完成!
バケツやスコップ
ペットボトルで作ったバケツやスコップまたは市販のものを準備しておくと、水を入れたり入れ替えたりする遊びに発展します。
他にも準備しているボールなどのおもちゃをすくって遊ぶこともできます。
おたまをスコップの代わりに使用しても良いですね。
泡遊び
※施設によって異なるので泡遊びができるか確認してください。
タライの中に泡を作り、泡を触ってみたり、おもちゃと一緒に遊べます。
スポンジに泡をつけてお掃除ごっこも楽しいですよ♪
またポンプ式の容器に入れて遊ぶことも楽しいですね。
(*誤飲に注意しながら遊んでくださいね)
色水遊び
※施設で色水遊びも遊ぶスペースを話し合いながら遊んでください。
タライに色水を作り、バケツや小さなペットボトルなどの容器に入れたり出したりしながら遊べます。
市販の遊具
このように水の動きなど水が流れていく仕組みがわかる水遊び遊具も楽しめる一つです。
色々なものを準備しておくとさらに楽しいですね。
水遊びで使えるおもちゃもまとめてみました!参考になりましたら嬉しいです♪
ウォーターテーブル
水のからくりが楽しめるおもちゃになっています。
水を流したり、すくったりしながら遊べるでしょう。
スプラッシュボール
シリコンで出来ているスプラッシュボール。
開け閉めができるので、開けたまま水の中に入れると磁石の力でボールの口を閉じることができ、水をふくんだ水風船になります。
ぷにぷにと触って楽しむのもよし、子どもたちと一緒にやってみるのも楽しいスプラッシュボールです。
お伝えした他にも楽しめる遊びがたくさんあります。こちらの記事も参考になりましたら嬉しいです。
1歳児の水遊びで注意すること
水遊びで1歳児が楽しむためにいくつか注意することがあります。この注意点をしっかり理解しながら水遊びをしていきましょう。
水に親しむことが大事
水に敏感なこどももいるので、様子を見ながら水の他にもお湯で遊べる環境を準備しておきましょう。
大人は絶対に目を離さない
水の事故は、1歳児の水遊びでもなり得ます。
たとえ浅めの水でも何かの拍子で転倒して水を含んでしまうこともあります。
必ず大人は目を離さないようにしましょう。その場を離れるときは、一声かけるなど連携が必要です。
こどもがバランスを崩して倒れる可能性もあるので気をつける
先程もお伝えしたように、1歳児の水遊びは何が起こるかわかりません。
楽しくてはしゃいでいた矢先に転倒してしまうこともあります。
転倒して頭を打ってしまうことやこどもが水を含んでしまわないように気をつけましょう。
個々にあった水遊びを行っていく
水遊びが大好きなこども、水が苦手なこども。新しいことに慣れるまで時間がかかるこども。
と個人差があるので、保育者はその個人差を把握しておかなければなりません。
無理に行うのではなく、少し離れたところで落ち着いて遊べる環境を作りましょう。
またこどもの好きな遊びを見つけていけるようにしましょう。
泡遊び、色水遊び、おもちゃなどを使用する際は誤飲しないように気をつける
感触遊びとして取り入れることができる遊びですが、見た目から気になって口に近づけてしまうこどももいるかもしれません。
おもちゃもそうですが、誤飲にならないようにしっかりみていくことが大事です。
大人がちゃんと配置して水遊びをしていく
保育者の配置は大事です。
1人で落ちついて遊んでいたとしても決してこどもだけという環境にしないようにしましょう。
その場を離れる時は近くにいる職員に声をかけて離れるようにしましょう。
1歳児は長くて30分程度の水遊び時間
施設によって水遊びをする場所は違いますが、あまり長時間遊んでいると暑さで体力を奪われたり、熱中症になってしまいます。
長くても30分で切り上げるようにしましょう。
また体が冷えすぎて唇が紫色になるこどももいます。
楽しんでいて気づかないこともあるので、大人が気付き、早めに切り上げるようにして室内に入りましょう。
最後はしっかり水分補給をしてくださいね。またお部屋の空調も風邪をひかないように一旦止めたりするなどの温度調整をすることも大切です。
熱中症に気をつける
気温によって水遊びをしない施設もあると思いますが、熱中症にも気をつけながら水遊びをしていきましょう。
日差しが強い夏場は、水遊びをしていても体に影響が出てしまうことがあります。
子どもと同様に大人も無理をしない範囲で保育の活動をしていきましょう。
こちらの教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドラインも確認しておきましょう。
水遊びで1歳児が楽しめる遊びとは? 【まとめ】
水遊びで1歳児が楽しめる遊びとは?をお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか?
1歳児クラスの水遊びは、幼児クラスよりもトラウマにならないような遊び方をしていくことが必要です。
水遊びを始める前にこども一人ひとりの状態をしっかり把握して水遊びに親しみをもてるようにしてくださいね。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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