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抱っこ癖がつくからダメ?保育士が教える抱っこの大切さ

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質問です。

保育園やお家で子どもが抱っこを求めてきたらあなたはどうしますか?

A.抱き癖がつくから抱かない

B.抱っこたくさんする

色々な答えが出てくると思います。

結論からお伝えすると、抱っこはできるだけたくさんしてあげた方がいいと思います。

抱っこは子どもと親がコミュニケーションをとる大切な一つの方法。

今回は保育士をしているたるぎが、子どもとのスキンシップに悩んでいるあなたに

抱っこ癖がつくからダメ?保育士が教える抱っこの大切さ

をお伝えいたします。

抱っことは?

抱っことはご存知の方が多いですが、赤ちゃんや乳幼児を腕や胸に抱える行為のことをいいます。

赤ちゃんや子どもを抱っこすることは、乳幼児期にとって大切なスキンシップの一つになります。

次からは抱っこをすることについて詳しくお伝えいたします。

抱っこすることのメリット

抱っこをすることでどんなメリットがあるのでしょうか?

安心感と安定感をもたらす

子どもは慣れない環境や人に不安な気持ちを持ってしまうことがあり不安定になってしまうことがあります。

そんな時抱っこをすることで、安心感と安定感を感じ心地よく過ごすことができます。

大人とのコミュニケーションと絆が深まる

子どもは親の体温や声に安心感を持ちます。親に抱っこされている時のぬくもりや安心感は胎内にいる時の疑似体験ができることから子どもは抱かれたがります。

抱っこをされながら、声をかけてもらうことで子どももその声が心地が良く、親子関係の絆が深まります。

発育の促進が期待される

赤ちゃんは抱っこされ密着することで運動能力やバランス感覚をやしなうことができます。

抱っこをした時の正しい姿勢とされるM字開脚で腰回りの筋肉を鍛えることも期待されています。

しっかりM字開脚で固定されていないと乳児股関節脱臼になる恐れもあるので注意しましょう。

また抱っこでしがみつくことで腹筋の筋力アップにもなります。腹筋を作っていくことで便秘解消や体幹を作っていく基盤になります。

引用 boba 赤ちゃんの姿勢や体幹の発育と、抱っこ紐の選び方(みらい整骨院・整体院院長、川島先生インタビュー )

スキンシップの促進

抱っこを通して親子の愛着関係が育まれます。

抱っこをしてスキンシップをすることで、親子の絆や子どものストレス緩和がされます。抱っこをすることで、オキシトシンという物質が脳に作られ、幸福度が増します。

感覚が刺激される

抱っこを通して得られる触覚や体温の刺激で赤ちゃんの神経系の成長を刺激します。

社会的な刺激をうける

抱っこをすることで親の表情や顔を見る機会が増えます。そこで子どもと目を合わせたり声をかけたりすることで赤ちゃんのコミュニケーション能力が刺激されます。

親子のストレスが軽減される

抱っこしている時間は親もリラックスしストレス軽減にもなります。親と子どものストレス軽減となる抱っこは、お互いにとっても良い関わり方ですね。

ハグをすることでも、お互いのストレスがリフレッシュされると言われているので抱っこや抱きつくふれあいはメリットがたくさんですね。

抱っこは抱き癖がつくからダメ?

抱っこは抱き癖がつくからダメ?とよく思われているのですが、一昔前はそのような言葉を聞いていたような気がします。

でも、子どもが抱っこを求めることにはちゃんと意味があります。

  • 安心感を求めている
  • 体調が悪くなるからしんどい
  • 抱っこで眠りたい

など…

言葉でうまく伝えられない赤ちゃんや小さい子どもにとっては、抱っこしてもらうことで満たされることがいっぱいです。

甘えたい気持ちで抱っこ~となる姿も、もしかしたらその子どもにとってふれあいが足りなく感じて甘えているのかもしれません。

ちょっとした抱っこで安心しチャージできる子どももいます。

抱っこをした時に出るオキシトシンという幸福感を感じる物質が、親子の愛着関係を深めたりストレスを抑えてくれます。またオキシトシンという物質が出やすいようにするためのセロトニンという物質が満足感を与えストレスにも対応できる穏やかな性格を構築していくといわれています。

抱っこもスキンシップの一つ。子どもはそのスキンシップで満たされていると感じ自己肯定感にもつながっていくでしょう。

年齢問わず抱っこを求めてくれる姿に、大人はなるべく受け止めてあげたいですね。

保育士が保育園で子どもを抱っこをする時

保育園でも抱っこを求めてくれる子どもがたくさんいます。

一ひとりの保育士の考えですが保育園での抱っこも親子の関係には勝るものはないですが、大事なことだと考えています。

子どもみんなが平等に満たされるよう抱っこに応えるように心がけています。人手が足りない時はおんぶになってしまう時もありますが、肌と肌が触れ合うだけでも満たされて満足そうな姿があります。

抱っこする時は、「抱っこしてほしかったんだね」と一声かけながらスキンシップするように心がけるのも大事。

ある程度すると満たされて遊び始める姿も見られます。

また抱っこの他にもふれあいを大切にするためにふれあい遊びをして子どもとのスキンシップを図るようにしています。

こちらも参考にしてみてください^_^

PRESIDENT Online 「求められた抱っこには100%答えてほしい」東京大学名誉教授が子育て世代に教える”4つのコツ”

抱っこがたいへん。そんな時は。

抱っこも体力勝負だし、なかなか難しい時もありますよね。おんぶや前抱きだっこできるようにベビー用品を準備したり、他にもふれあい遊びの時間をたくさんとるようにすることで、子どもも満たされていきます。

ふれあい遊びのまとめはこちら

また小さい年齢の子どもにはベビーマッサージも一つのふれあい遊びといえます。

一つにとらわれず、色々なスキンシップ方法がたくさんあるので是非やってみてくださいね。


抱っこ癖がつくからダメ?保育士が教える抱っこの大切さ【まとめ】

抱っこ癖がつくからダメ?保育士が教える抱っこの大切さ

をお伝えしました。

いかがでしたでしょうか?

抱き癖がつくから抱っこしすぎは良くないと考えがちですが、親子間でのスキンシップのために抱っこをすることは大事なことです。

抱っこをすることで、子どもとのコミュニケーションが取れ、子どもの伝えたいことや子どもの状態に気づくことができるのでたくさん抱っこに応えてあげてくださいね。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

たるぎ

保育士16年目のたるぎです(^^) こちらでは保育に関する情報を発信しています⭐︎
時々趣味のものについても記事を書いています。

正社員で保育園を勤務経験後、自分の時間も欲しいと思い派遣の働き方を知る。
派遣の働き方が自分に合い、派遣保育士としての経験もあり。

趣味: DANCE,ファッション,韓国,メイク好き

よろしくお願いします⭐︎

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