今の保育園が自分に合わない…
このままこの保育園で働くのはちょっと…
保育に携わっている方で一度は転職したいなと考えた方はいらっしゃいませんか?
今回は、正社員から派遣保育士になった私が転職して感じたことを経験談をふまえてお伝えいたします。
・保育士の転職理由
・私が正社員保育士から派遣保育士に転職した理由
・派遣保育士に転職したことでのメリットデメリット
保育士の転職率はどれくらい?
厚生労働省がまとめた保育士の現状と主な取組のデータから見ると、保育士の退職理由として、転職率は全体の33.4%を占めています。
その他にも他の業種への転職率は18.4%、他の福祉業界への転職率は10.6%となっています。
全体を100%とした割合にすると、過半数の53.1%の退職者が転職をしている状況です。
データからわかることは、転職を考えている方が多いということがわかりますね。
保育士が転職する理由
なかでも、保育士が転職する理由となっているのは人間関係や給料面です。
他にも結婚を機に転職をする方もいらっしゃいますが、ほとんどの方はこの2つが主な理由になっています。
なぜこの2つが転職する理由になりやすいのか?
現場を経験している私がお伝えします。
人間関係
保育士は毎年クラス編成があり、クラスによって関わる保育士が違います。
その中でお互いの保育観が違うことでぎくしゃくしたりピリピリしたりと悩まされる場合があります。
また園長との方針の違いに戸惑うという方もいらっしゃいます。私も正社員の時はそうでした。また上下関係が厳しい職場があるのも人間関係を悩ます一つです。
給料面
子どもの命を預かっている大切な仕事ですが、給料面が低いところが転職の理由です。
保育園によっては、残業がサービス残業になっている園もあり、体力と神経を使う割に見合った給料をいただけないというところも理由です。私が正社員で新卒で入社した園はボーナス面でもお小遣い程度な金額でした。
保育士が派遣保育士に転職した話
次に私が正社員から派遣保育士になった経験談をお話ししていきます。
正社員時代
新卒で入った保育園は家族経営の私立保育園でした。
当時、まずは3年は同じ職場で働くというルールを教わっていたため3年間同じ職場で働いていました。
新人は先輩に掃除をやらせちゃいけない環境にいたため率先して私がやります!と言わなければならない。
必ずといっていいほど、先輩は後輩の愚痴の嵐。
新人だから保育もこれが正しいんだって思いながら必死でした。
保育観については当時担当クラスの先生たちが優しかったので、過ごしやすかったですが、先輩よりも先に帰れない雰囲気や圧のあるような空気感の時はとても気を使っていた記憶があります。
なかなかお給料面でも、UPする見込みがない中で3年間過ごしていました。
私は当時からダンスをしていたため、ダンスをもっとたくさんしたい!という事もあり、ちょうど退職する時のタイミングも良かったため、上京するために退職を決めました!
上京後
保育士資格があるので、まずは保育士で仕事を探していました。
上京して初めて派遣の保育士があることを知り、派遣会社へ登録に行きました。
派遣会社では…
登録→ヒアリング→タイミングよく条件にあった職場を紹介してもらえたので、そこから派遣保育士として働き始めました。
派遣保育士として、働き方の条件を伝えていたので大体の職場では保育補助枠で働かせていただいていました。
そこで初めて派遣保育士の良さを知りました。
・固定時間で働けること
・残業なし
・こどもとじっくり関われる
・担任業務がない
ダンスも両立したかった私にとって全てがBESTな働き方だったのです。
派遣保育士として保育ルームや認証保育所など色々な保育園に行かせていただきました。
自分に合わない環境であれば、途中退職や一年ごとの契約があるのでまた他の職場を探すこともしたりしながら働いてきました。
そこからはずっと派遣保育士の虜になってしまい、今でもその働き方をしています。
派遣社員は3年という年数縛りがありますが、自分に合う保育園や条件を選べて、さらに色々な保育を学べます。
数箇所の保育園で働いてみてわかりましたが、保育に対する考え方が本当に変わりました。
子どもがいかに楽しく過ごせるか、気持ちに寄り添えているか?
など、今まで見落としてしまっていたところを考えることができるようになりました。
新卒で入った保育園は、こうしなくちゃいけない!という厳しすぎる環境だった分、色々な保育園を見ることで考え方も広がりました。
転職をしたことでのメリット
派遣保育士は3年目以降は継続して勤務ができず双方の合意で契約社員または正社員で働くか、他の職場で働くことになるため、自分の経験値が増えます。
色々な保育園で働いたことで、遊びのレパートリーや子どもに対する関わり方や保育の考え方が変わりました。
それが日々の保育に活かせます。
私は派遣保育士への転職ですが、人間関係も割り切って関わるようになり悩むこともなくなりました。
また給料面でも以前よりも安心できるようになり転職して良かったと感じています。
転職をしたことでのデメリット
あまりデメリットがありませんが、あえてお伝えするならば、
・新しい職場になるので一から覚えて行かなければならないことの大変さ
・保育園のやり方に合わせなければいけない場合がある
ことです。
また、有給は入社してから6ヶ月後に発生するので、6ヶ月たつ前にお休みする時は無休と考えなければなりません。
派遣保育士について他の記事も参考になりましたら嬉しいです。
転職をする時に気をつけること
転職をする時は、新しい職場になるためドキドキしますよね。まず自分に合う環境なのか入社してみないとわからないことが心配の一つになります。
そのために入念な下調べや、派遣転職サイトでは担当のコーディネーターに気になる点を確認することで悩みも軽減されます。
最終的に自分の気持ちで決めると思いますが、下調べがあると自分の希望にあった職場なのか把握できます。
焦らずに自分の気持ちが納得いく転職方法を選んでくださいね。
派遣保育士が気になる方はまず登録してみましょう!
こちらの記事を読んでくださっている方は、派遣保育士がどのようなものなのかお分かりいただけたと思います。
派遣保育士が気になった方は、まず登録してみましょう。
登録をすると、その派遣会社のコーディネーターさんから連絡が来て今の状況のヒアリングをしてくれます。
もし今すぐ転職したい方は、希望が合えば条件に合うお仕事も提案していただけます。
また、お話が進む状況であれば、派遣会社のスタッフとしての登録が必要になります。
お近くの派遣会社に向かわれるか、出張登録をされている派遣会社さんもあるので確認してみてくださいね。
有名なサイトはご存知かもしれませんが、こちらにも載せておきます。
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【まとめ】
正社員から派遣保育士になった私が転職して感じたことをお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
今働いている職場で悩みが解決されない場合は転職を考えてみることも改善策の一つになります。
一つの職場にいることが悪いわけではありませんが、他の保育園を見たりすると、自分の視野の狭さに気づくこともあります。保育の世界も広いことを痛感できます。
今働いている保育園だけが全てではないので、少しでも転職が気になりましたら調べてみてください。
是非あなたの働きやすい職場にたどり着いてくださいね。
この記事が転職に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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