今度の室内遊びどうしようかな〜?
いつも同じになっちゃってレパートリーが無い…
雨の日の保育、考えるのが大変…
このように悩んでいる保育者さんはいらっしゃいませんか?
晴れの日は外に出れるので子どもたちも思う存分発散できますが、雨の日の場合は活動する動きも減り、なかなか発散できないですよね。
特に0.1.2歳クラスは動きたい年齢なので、遊びを考えることも一苦労です。
今回は1歳児の室内遊びはどんなものがある?雨の日も退屈しない遊び16選をお伝えします!
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1歳児の室内遊び16選 これで雨の日も安心
室内遊びというと普段保育室で遊んでいる遊びも室内遊びの一つになります。
月齢によっては興味を持つ遊びも様々ですので、いろいろなアイデアを持っていると困らないですよね。
早速1歳児の室内遊びをご紹介していきます。
新聞紙遊び
新聞紙遊びは、ちぎったり丸めたりすることで指先の運動にもなります。また、新聞紙のガサガサする音も子どもたちにとっては楽しい音なので、新聞紙を踏んだりクシャクシャすることで音を確かめたりする遊びにもなります。
たくさんちぎった新聞紙を上からヒラヒラ落としていく遊び方も喜びますよ。
布団にしてかけてみたり、新聞紙の波に隠れてみたりして楽しんでいます。
また、新聞紙でボールを作ったり、ベルトやスカートのように装着して楽しむ方法もあります。
注意点
1歳児はなんでも口に入れて確かめる年齢なので、口の中に新聞紙が入らないように気をつけましょう。
新聞紙の上を走って転倒…という怪我にもつながる事があるので、よく見守りながら行いましょう。
新聞紙のインクが、よく足や手についてしまいます。
活動後は、足拭きをしたり手洗いをして綺麗にしましょう。
ダンボール箱を使って遊ぶ
大きめなダンボール箱は、中に入ってみたり、紐をつけたダンボールを用意して保育者が引っ張り移動して楽しむ事ができます。
ダンボール電車を作り、お部屋の中をお散歩するのも良いですね。
また箱を子どもたちが押しながら遊ぶこともできます。
何かを押して移動させたい年齢でもあるので、安定している箱を押して遊べるようにしましょう。遊ぶことでたくさん体を動かすことができます。
小さめなダンボール箱は積み木のように高く積んで遊べます。
ダンボールのトンネルや、解体して一枚にしその上に座って遊ぶ事もできます。
注意点
ダンボール箱を使用する時は、子どもの人数を把握して保育者が見切れる範囲で用意しましょう。
ダンボールを押したりして遊んでいる子どもが転倒してしまう可能性があります。
また、ダンボールの淵で子どもが怪我をしないようにテープで保護したり、角などにぶつかったりしないように気をつけながら遊びましょう。
ボールプール
ボールプールは子どもたちが大好きな遊びの一つです。
たくさんボールが入っているプールの中に子どもが入って遊ぶことができます。ボールをプールから出したり、反対にプールにボールを入れて楽しむ事もできます。
保育者も一緒に入ってみたり、プールの中におもちゃをしのばせて宝探しもできますね。
ボールプールで使用しているカラーボールは、壁や床などにテープをつけ、そこにボールをくっつけて遊ぶこともできます。
またトイレットペーパーの芯と共にアイスの様に乗せたり、バランスゲームもできますよ。
ボールの色も楽しむ事ができますね!
注意点
ボールプールに子どもたちが入る時は、ぎゅうぎゅうになってしまう事があり子ども同士でぶつかったりする怪我につながる事があります。
ボールプールの数を増やしたり他にも遊びを用意して子どもがのびのびと遊べる環境をつくりましょう。
サーキットなどの運動遊び
1歳児は体を動かすことが大好きですよね。1歳児の運動遊びはストレス発散にもなります。体を動かす遊びとして、サーキット遊びなどの運動遊びがあります。
サーキット遊びとは、マットや滑り台、他の遊具を並べてそのコースを回って前に進んでいく遊びです。
サーキット遊びはその年齢にあった遊具を選ぶことで子どもも楽しんで遊ぶことができます。
1歳児だと、
・マットや滑り台
・跳び箱1段目を登ってジャンプする
・平均台のような遊具を並べてバランスをとりながら渡っていく
・トンネル
などがあります。
1歳児は動く事が大好きなので、たっぷり遊べるように準備しましょう。
運動遊びもたくさんありますが、鉄棒にぶら下がったり、ハイハイレースをして全身運動を楽楽しめます。
バランスストーンを並べて歩く遊びも落ちないように集中したり、楽しそうに渡って行ったりと楽しい運動遊びですよ。
注意点
サーキット遊びは、体をたくさん動かして遊びますが大きな遊具や怪我が起こりそうな場所には保育者を配置できるようにして気をつけましょう。
スズランテープを使って遊ぶ
スズランテープでは、ある程度の長さのスズランテープを何本か用意してスズランテープのトンネルを作って遊ぶことができます。
くぐってみたり、そのまま通っていく子どももいたりと、子どもたちの遊び方は様々です。
先ほどお伝えしたサーキットの一部としてスズランテープのトンネルを出して遊んでみても良いですね。
他にもスズランテープを使って感触遊びをしたり、テープ裂きをして指先を使った遊びを取り入れることもできます。
ボールプールで使うプールの中にスズランテープをたくさん入れて、子どもたちが入って遊んでみることも楽しいですよ。(ブルーシートの上でも良いです)
着せ替えを好きな子どももいるので、衣装作りをしてスズランテープのスカートを履いても楽しいです。
注意点
スズランテープを踏んでしまい滑って転倒することがあります。怪我に気をつけながら遊ぶようにしていきましょう。
また、月齢が小さい子どもは口に入れてしまう場合もありますので、注意しながら遊びを進めていってくださいね。
風船遊び
風船遊びは、ボールよりも軽くふわふわ動くので、その動きが楽しくて追いかけて遊んだりしています。
風船が割れるということを知らずに、座ってみたりぎゅーっとしてみたりしながら風船の感触を楽しむことができます。風船はできるだけたくさん準備しておくと子どもたちも十分に遊べますね。
他にも風船マットを作り、その上を跳んでみたり寝転んだりしながら遊ぶことができます。
注意点
風船が膨らんでいる時は大丈夫ですが、小さくなってしまった風船や割れた時など口に入れないように気をつけましょう。
また風船の動きに集中するので、他のお友だちと衝突してしまうおそれがあります。
風船遊びをする時は、スペースを広く取り活動するようにしましょう。
バスタオルや布団に乗せて揺らす
保育者2人がバスタオルや布団の四つ角を持ち、子どもを乗せてゆらゆら動かす遊びです。
ゆらゆら揺れることが落ち着くようで、揺られている時は子どもたちも静かになっています。
このバスタオルや布団の上に寝転がり揺れることで、子どもの体幹にも良い効果があるため楽しみながらも発達に必要な筋力も備わっていくことができます。
注意点
この遊びは、子どもによって揺れが怖くなってしまう場合がありますので、そのような時は終わりにしましょう。
大人も揺らす加減を気をつけながら遊んでいきましょう。
感触遊び
感触遊びの一つとして、センサリーバッグを準備して触って楽しむ遊びがあります。
色々な大きさのセンサリーバッグやセンサリーボトルを準備すると遊びが広がりますね。
また定番といえる小麦粉粘土や緩衝材を準備しても良いでしょう。
大人でも楽しめる感触遊びもまとめていますので参考にしてみてくださいね。
注意点
感触遊びは月齢によっては口に入れようとする子どもがいるので、誤飲誤食に十分気をつけましょう。
またセンサリーバッグなどの物は壊れていないかしっかり確認してからはじめることが大切です。
シール貼り
指先を使う遊びなので、剥がして貼って、、、の動作が楽しめます。月齢によって、シールの大きさを変えてみても良いですね。
台紙に丸が書いてあるとその丸に貼ろうとする子どももいました。自分なりに考えてシール貼りを楽しんでいたので、色々な台紙があると更に楽しめます。
最近はマスキングテープをシール貼りに使用して繰り返し遊べるようにしています。
準備した紙の裏にテープを貼っておいて、子どもたちが好きなところにペタペタ貼るのも素敵な壁面になりますよ♪
注意点
シールも口に入れやすいので、よく見守りながらシール貼りをしていきましょう。
シールを子どもたちが選べたり、シールを貼る台紙の準備も事前にしておきましょう。
知育玩具
1歳児は後半からお友だちと関わっていく姿も見られますが、1人でじっくり遊びたい遊びをすることも特徴です。
座って机の上で遊べる遊びを取り入れることで集中して遊べます。知育玩具はその一つです。知育玩具の中には簡単な型はめやパズルがあったり、1歳後半から2歳くらいになると、ひも通しやペグ差しなども楽しむことができます。
また、子どもは転がっていくものや落ちていくものが大好きです。
ずっと目で追っていることもありますよね。そんな遊びを取り入れても良いです。
例えばボールがどんどん下へ転がっていく…などのおもちゃや、ぽっとんおとし、積み木も集中して遊べますよ。
注意点
おもちゃの中で小さい物がある時は、誤飲誤食しないように除いたり気をつけましょう。
椅子に座っておもちゃで遊ぶなど、集中してその遊びに取り組める環境を大人が作っていきます。
お絵描き
クレヨンやペンを使ってお絵描きします。
A4サイズなどの紙でひとりひとり自由にお絵描きするのもOKですし、大きな模造紙にみんなで自由に描いて楽しむこともできます。
そのお絵描きをした紙にシールを貼っても楽しいですね。
注意点
クレヨンやペンも口に入れやすいので、赤ちゃん専用のクレヨンやマーカーペンを使ったり注意して見守りながら行いましょう。
またペンの色が洋服についてしまわないように、汚れても大丈夫なスモッグなどを着てからお絵描きを始めると良いです。
体操やリトミック
体を動かしたい1歳児は体操やリトミックもおすすめです。
リトミックは音楽と触れ合いながら楽しむ遊びです。音楽に合わせて子どもたちが動物になりきったり、音楽のリズムに合わせて歩いたり走ってみたりしながら楽しむことができます。
またリズム遊びとして、楽器を使って音を楽しむ遊びもあります。
1歳児は鳴らしてみることが楽しい時期なので、タンバリンや鈴、ミニピアノなど身近な楽器を使って自由に音をだして楽しむことも良いですね。
注意点
体を動かすためにたくさん体操を…と思いがちですが、体操も飽きてしまっては長く続かないので、だいたい2〜3曲など目安を決めて進めるようにしましょう。
中には、体操やリトミックが好きじゃない子どももいるので、無理強いせずに進めていくことが大切です。
簡単なゲーム
楽しさや遊び方がわかってくると、簡単なゲームも楽しむことができます。
的当てゲームや輪くぐりゲーム、玉入れなどができます。
椅子取りゲームも最初は音楽が止まったらみんなで椅子に座ってみるという遊びとして楽しめます。
他にも魚釣りゲームで魚が釣れる遊びもできますよ。
ちょっとしたミニ運動会の要素も取り入れてみることで遊びも広がっていきます。
かけっこも楽しいですね。
ふれあい遊び
1歳児に限らずですが、ふれあい遊びは子どもとスキンシップがとれる1番の遊びです。
私がよくやるふれあい遊びは『バスに乗って』です。
保育者の膝に子どもを乗せて音楽に合わせて右や左に倒れそうになったりしながら楽しんでいます。バスごっこも同じように膝に乗って楽しんでいます。
子どもも馴染みのある曲のようで、体を動かして楽しそうにしています。
『いっぽんばしこちょこちょ』も定番ですよね。歌に強弱をつけたり、かいだんのぼって〜の部分で溜めてから、こちょこちょしてみたりしています。
『らららぞうきん』も子どもの全身運動になって楽しくふれあい遊びができます。
粘土遊び
粘土遊びも好みが分かれますが、集中して遊べます。
粘土の柔らかさを手で触ってみたり、食べ物を作ってみたりするなど、子どもの想像力を養える遊びです。粘土で作ったものを容器に入れて遊ぶ子どももいました。
注意点
粘土を口に入れてしまう可能性もありますので、粘土遊びをするときは気をつけながら遊ぶようにしましょう。
パズル
パズルは1歳児クラスでもできます。月齢によってはパズルのピースが多くてもできるようになっていきます。
まずはピースの数が少ないものからやってみて、どんどんピース数が多いものを提供していきましょう!
それでもパズルがやりたい子どもの気持ちを大切にしてすすめてくださいね。
何度もパズルを繰り返ししていくことで子どもたちもパズルの形をみながら台紙に合わせていったり、パズルのはめる場所を覚えて楽しんでいます。
室内で遊ぶ時に、静と動の遊びとして分かれて遊ぶこともできますね。
注意点
木のパズルを出す時は、口に入れたりしないように気をつけてください。
また、ひとりひとりパズルが集中してできるようにスペースをしっかり確保して遊べる環境を作っていきましょう。
雨を楽しむ
雨が降っている時って、なかなか外の様子を見ることが少ないですよね。
窓があれば、雨音を感じるられるように窓をあえて開けたり、バケツに雨が入る音を楽しんだり…雨にふれる機会を作っても良いでしょう。
注意点
雨の日に雨で遊ぶことを念のために保護者の方にもお伝えしましょう。
雨に触れる遊びは濡れてしまうこともあるので、着替えや雑巾などの準備も必要です^_^
先ほどお伝えした遊びの他にも、準備なしでできそうな遊びもまとめていますのでよろしければご覧になってみてください♪(遊びが重複しているとことがあります。ご了承ください。)
1歳児の室内遊びのねらい
1歳児の室内遊びのねらいとして、
手指を動かすことでの運動機能の発達
おともだちや保育者とのコミュニケーション能力などの発達
遊びを通して想像力や創造性の発達
形や色などの認識能力の発達
が考えられます。
手指を動かすことでの運動機能の発達
1歳児は歩き始める時期です。それに伴い、手を使ってものを掴んだりつまんだりするなどの運動機能も発達しています。遊びのなかで手指や身体を使うことにより運動機能の発育も期待されます。
おともだちや保育者とのコミュニケーション能力などの発達
1歳児はまず身近な大人との関わりから始まり、家族やお友達との関わりも徐々に見られてきます。言葉の理解もするようになり、遊びを通して他者との関わり方を学んでいく時期でもあります。
遊びを通して想像力や創造性の発達
ぬいぐるみやお人形、ブロックなどの玩具を使ってごっこ遊びや自分なりの遊びを見つけていきます。ごっこ遊びでのやりとりや玩具で作り上げたものも立派な創造物です。室内遊びをすることで、こうやって遊んでみようなどの想像力も育っていきます。
形や色などの認識能力の発達
1歳後半になるにつれて、形や色の認識も少しづつできるようになってきます。簡単な型はめや興味のあるものの色などを覚えやすくなります。
室内遊びで気をつけたいこと
室内遊びをする時に気をつけたいことが3つあります。
こちらの3つ以外にも気をつけることは子どもによって違いますので、プラスで気をつけながら遊ぶようにしてくださいね。
誤飲に気をつけて遊ぶ
玩具を使う時に口に入れて誤飲に繋がらないようにしましょう。安全に子どもたちが遊べるよう、職員の配置や環境構成も考えながら遊びを進めていきましょう。
怪我に気をつける
室内遊びではどうしても決められた広さでの遊びになってしまいます。そのため、遊んでいる時に怪我をしてしまうことも少なくありません。怪我を防ぐためにも遊びを提供するときの玩具の配置や、お部屋のどこで行うかなど決めながら遊んでいきましょう。
好きな玩具を使って楽しむ
集中が続かないのは1歳児は自然の姿と言っていいでしょう。
色々な遊びに触れるからこそ、子どもも楽しさを感じていくので、あまり順番や集中することなどにこだわることなく、楽しい空間で子どもたちが落ち着いて室内遊びを楽しめる環境を作っていきましょう。
室内遊びならおもちゃのサブスクもあり!
室内遊びでなかなかレパートリーが見当たらない方に、おもちゃのサブスクというものがあります。
月額を払うことでおもちゃが定期的に送られてくるというおもちゃサブスクです。
おもちゃの専門家の方がおもちゃを選んでくれるので、おもちゃが被ることなく遊べます。
保育施設でのサブスクも相談可能なので、よろしければ一度相談してみてくださいね♪
無料会員登録をすることで詳しい内容もみることができます。
子供向け大型遊具レンタルのサブスク Circle Toys (サークルトイズ)を見てみる室内遊び 準備なしでできるものはこちら
1歳児クラスの室内遊びでは準備をしなくてはいけないのが、時々大変なこともあります。
準備なしでですぐできる室内遊びや他にも遊べる遊びこちらにもまとめています。
参考になりましたら嬉しいです♪
(こちらに書いてある遊びと重複しているかもしれません。ご了承ください。)
1歳児の机上遊びを保育士がまとめました!こんなことも机上遊びで楽しめます♪
まとめ
今回は、1歳児の室内遊びはどんなものがある?雨の日も退屈しない遊び16選をお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
室内遊びといってもたくさんの遊び方ができるので、知っておくだけでも楽しめる範囲が広がります。
月齢に合わせて遊びを提供することも大切なので、子どもの特徴を理解して室内遊びが楽しめる環境をつくることができたらいいですね。
是非色々な遊びや玩具を取り入れながら楽しい活動にしていきましょう!
少しでも参考になったら嬉しいです^_^
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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